今回は、越中史壇会70周年記念講座のお知らせになります。
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越中史壇会創立70周年記念講座
テーマ「越中史研究の課題と展望」
越中史壇会は、昭和29年の創立以来、会員諸氏が富山の地域史研究に取り組み、その成果を地道に発信し続けてきています。そして、このたび創立70年という記念すべき節目を迎えるとともに、昨年3月には会誌『富山史壇』の発行が200号という大台に到達しました。微力ながら本会は、富山県における歴史学研究の基礎づくりと発展を担ってきたといえるのではないでしょうか。
そこで今回、着実な進化を遂げてきた越中史研究のこれまでを回顧し、越中史研究のこれからを展望する機会を、会員だけでなく多くの皆さんとともに持ちたいと願い、創立70周年記念講座を開催する運びとなりました。本記念講座では、越中をとりまく交通、生業、信仰といった重要なテーマを取り上げ、それぞれ第一線で活躍する会員諸氏が各自の問題関心に基づきながら、自由かつ野心的に論じていきます。どうぞご期待ください。たくさんの方々のご参集をお待ちしております。
[講座1]
鈴木景二(富山大学学術研究部人文科学系教授)
「越中の歴史点描—道の視点から—」
[講座2]
中村只吾(富山大学学術研究部教育学系准教授)
「近世越中漁民の生き方」
[講座3]
福江充(北陸大学国際コミュニケーション学部教授)
「先学の立山信仰研究を引き継いでやってきたこと」
日時
令和6年11月30日(土)15時~17時
(開場14時50分予定)
会場
富山電気ビル2階202号室(富山市桜橋通り3番1号) ※オンラインなし
ホームページもご覧ください。
https://shidankai.web.fc2.com/schedule.html